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ひるがの高原のミズバショウ
ひるがの高原は4月下旬にミズバショウの見ごろを迎えます。日当たりなどの関係からか、場所によって見ごろを迎える時期が異なり、4月下旬から5月GWまで可憐な姿を楽しむことができます。諸説ありますが、ミズバショウの「群生地」としてはひるがの高原が南限という説もあります。

おすすめスポットは??
ひるがの高原スキー場の南西にある「あやめ沢湿原」は岐阜県の天然記念物にも指定されており、平成10年に湿原保護の為、それまで中を通っていた木道を現在のような湿原の周囲を通る位置に付け替えました。その際に、この付近を地元であやめ沢と呼んでいることからあやめ沢湿原と命名されました。4月中旬ごろから少しずつ小さな葉っぱが出だし、4月下旬に見ごろを迎えます。その年の気温によっては5月初旬まで見られることもありますが、緑の葉っぱがだんだんと大きくなるのでかわいらしいミズバショウを観るのは4月下旬がベストかもしれません。


その他に見ることができる場所は?
ひるがの湿原植物園では、ひるがの高原内でも比較的早くミズバショウが開花するため、例年は開園時にはすでに見頃を過ぎていることが多くあります。しかし2025年は大雪の影響により、4月26日の開園時点で美しいミズバショウをご覧いただけます。
あやめ沢湿原のほか、①スキー場の国道向かい ②分水嶺公園 の2カ所でもミズバショウが観賞でき、いずれも4月下旬から咲き始め、ゴールデンウィーク上旬までは見頃が続く見込みです。緑の葉が大きくなり始める時期には、白い仏炎苞が傷みはじめるため、早めのご来訪をおすすめします。①の群生地は私有地のため、駐車はご遠慮ください。

そもそもミズバショウとは
ミズバショウはサトイモ科ミズバショウ属の多年草です。白色の苞は仏炎苞(ぶつえんほう)といい、これは花びらではなく葉が変形したものです。仏炎苞の中にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序(かじょ)がミズバショウの花の部分になります。
動画で見る
令和3年4月19日に撮影したミズバショウの様子です。撮影時はあやめ沢湿原は見ごろ手前、ひるがの高原スキー場国道向かいの群生地は見ごろでした。
最後に
ミズバショウの開花状況もこのWEBサイトで随時更新します。ぜひご確認ください。
カーナビで入力する場合は「ひるがの高原スキー場」で入力してください。徒歩1分ほどの場所に群生地はあります。