ひるがの高原について
身近でほどよい大自然
ひるがのの自然は人の暮らしのすぐそばにある。湿原が広がり、冬は雪深いこの土地に人が住みはじめた歴史はまだ浅い。だからこそ、人は自然と仲良く暮らすことを選び、それを守り続けている。山、森、川。ひるがのの自然の中では、どこにいても人の暮らしが感じられる。人を寄せ付けない厳しい自然が、極限に挑戦する舞台なら、ひるがのの自然は、誰にでも優しく、安心して寄り添える癒しの場所。名古屋方面からでも、関西や北陸方面からでも気軽にアクセスできる身近な距離感と、それぞれの好みで、深くも浅くも楽しみ方を選べるほどよい自然度。それが一度来たら、また訪れたくなる理由なのかもしれない。
春 Spring
ひるがのには始まりの力が満ちています。
ひるがのの春は都会よりも1カ月遅れてやって来ます。3月下旬のザゼンソウを皮切りに4月末のミズバショウ、そして5月上旬の桜の開花と共に、牧歌の里ではチューリップ畑が見頃を向かえ、季節の花が咲きそろいます。 6月の半ばの入梅まで、新緑、残雪が目を、カッコウやウグイスなどのさえずりが耳を楽しませてくれます。グリーンシーズンは大日ヶ岳の登山、ウォーキング、テニス、ゴルフ、キャンプ、アウトドアアクティビティにも最適です。
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夏 Summer
ひるがのの空の広さが心を開放します。
都会地が猛暑にさらされるこの時期、ひるがのは過ごしやすい避暑地となります。8月の平均最高気温は27度、朝晩は18度以下になる日も少なくありません。 この季節、朝もやのかかった涼しい高原の散歩は格別です。7月の初旬から中旬にかけて、夜にはホタルも多く見ることができます。アウトドアも一番盛り上がるこのころ、シャワークライミングなどの川遊びをしたり、ジップラインで空を飛んだり、馬やセグウェイ、E-BIKEに乗って自然を駆けたりと、ひるがのならではの遊びを体験してみてはいかがでしょうか。そこには新しい景色が広がっています。
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秋 Autumn
感受性の秋。色とりどりの自然が出迎えます。
ひるがのの紅葉は2度やってきます。1度目は9月下旬、コキアが真っ赤に紅葉し、スキー場や牧歌の里を彩り、2回目は10月下旬、夫婦滝や分水嶺公園、そして大日ヶ岳が赤や黄色に染まります。紅葉の中を行くウォーキングはいつもより足取りが軽くなるような気がします。ひるがのの秋の祭礼は毎年9月上旬に催されます。 勇壮な獅子舞など、ぜひ一度ご覧下さい。少し足を伸ばせば、世界遺産白川郷のどぶろく祭りや、秋の高山祭りもいかがでしょうか。
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冬 Winter
ウィンターリゾートの拠点。絶好の銀世界が広がります。
ひるがのの冬は一面銀世界。およそ2mの積雪。気温はマイナス15度くらいにまで冷え込みます。 今のように暖房設備の整っていない開拓時代の苦労がしのばれます。現在では除雪対策もすすみ、 多くのスキーヤー、スノーボーダーがその快適さ、上質な雪を求めて訪れる西日本随一のスノーリゾートになっています。スキー、スノーボード以外にも、牧歌の里では家族みんなで楽しめるような雪遊びが豊富。気軽に雪遊びをしたい方にもぴったりです。