ひるがの高原の紅葉の時期が近づいています。例年10月下旬に色づき始め、「みどり・きいろ・あか」のグラデーションを楽しめるのが10月下旬、緑がなくなり「きいろとあか」の紅葉が楽しめるのが10月末から11月初旬となります。このページではそんなひるがの高原のウォーキングコースと、立ち寄りスポットを紹介します。
目次
- ひるがの高原のウォーキングコースとは
- ウォーキングコース①7.5kmロングコース
- ウォーキングコース②4.8kmショートコース
- おすすめスポット1【源流ブナ林エリア】
- おすすめスポット2【分水嶺公園】
- おすすめスポット3【見晴らし通り】
- 立ち寄りスポット①【たかすファーマーズ】
- ランチスポット①【アウル】
- ランチスポット②【喫茶わたすげ】
ひるがの高原のウォーキングコースとは
ひるがの高原には7.5kmのロングコースト4.5のショートコースの2つのウォーキングコースがあります。1kmをゆっくり15分で歩くとすると、ロングは約2時間、ショートは約1時間のコースとなります。休憩を取りながらゆったり歩けば半日がかりのウォーキングが楽しめます。10月を過ぎると日中の気温もぐっと下がり20度を下回る日が多くなりますので、すぐに羽織れる上着を準備するとよいです。
ウォーキングコース①7.5kmロングコース
スタート地点はひるがの高原スキー場の駐車場です。10月中旬まではピクニックガーデンとして山頂の花畑が楽しめるテーマパークがオープンしています。ウォーキングコースはそのピクニックガーデンを背に【ひるがの高原キャンプ場】方面を目指し、サンメンバーズひるがのの前を通り、木陰道を通過して叺谷(かますだに)の林道を歩きます。その後、見どころとなる源流ブナ林エリアや分水嶺公園、みはらし通りを経由して、ひるがの高原スキー場へと戻ります。
ウォーキングコース②4.5kmショートコース
スタート地点はひるがの湿原植物園の東側にある大型駐車場です。公共の駐車場ですのでご自由にお停めいただけます。小学校の体育館の裏側の道を通り、古いサイロの風景が見られるひばり通りを経由して、ロングコースの中間地点に合流します。ショートコースでも見どころたくさんですので、軽く歩きたい方にもぴったりです。
おすすめスポット1【源流ブナ林エリア】
長良川の源流である叺谷(かますだに)には、自然のままの姿を残すブナの原生林があり、同じくブナ科のコナラやミズナラなど多くの広葉樹の紅葉が楽しめます。足元もふわふわの落ち葉で歩きやすく、足が前へ前へと出るとてもワクワクする場所です。
おすすめスポット2【分水嶺公園】
紅葉の名所でもある【分水嶺公園】。分水嶺とは水が異なる2つの水系に分かれて流れるポイントを言い、日本各地にありますが、そのほとんどが山奥にあります。しかしひるがの高原は標高900mの山間にある町ということもあり、人里に分水嶺があるとっても珍しい地域。紅葉と水路とその葉っぱが日本海、太平洋に分かれて流れるストーリーを感じられる場所です。
おすすめスポット3【見晴らし通り】
ロングコースのラストスパートにまつ見晴らし通り。ひるがの高原の中でも小高い場所にある通りからは、これまで歩いた町の広い範囲を見渡すことができます。大日ヶ岳望むことができるおすすめスポットです。
立ち寄りスポット①【たかすファーマーズ】
ひるがの高原は酪農が盛んな地域です。たかすファーマーズでは自社の工場でチーズやヨーグルトなどの加工を行っています。瓶で飲むひるがの高原牛乳やコーヒー牛乳が特に人気ですが、寒い時期でも天気がいい日はソフトクリームが大人気。ウォーキングの休憩にぜひ召し上がってください。
ランチスポット①【アウル】
ひるがの高原のランチとして大人気なのがイタリアンのお店「アウル」です。暖かい時期にはテラス席でパスタランチが楽しめます。紅葉の時期もテラス席は人気。大きなどんぐりの木の下でゆっくりとした時間をお楽しみください。
休憩スポット①【喫茶わたすげ】
おすすめスポット②の分水嶺公園のお隣にある「喫茶わたすげ」。ガラス張りなので分水嶺公園の紅葉を店内で見ながら、おいしい水で入れたコーヒーを楽しめます。ウォーキングの休憩スポットとしてお立ち寄りください。
最後に
ひるがの高原の紅葉の見ごろは10月末から11月初旬。お立ち寄りいただけるだけでも十分見ごたえがあると思いますが、ぜひウォーキングなど地域を回っていただき、楽しんでください。